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Microsoft Windows 8

2014年6月23日月曜日

米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは10月30日(現地時間)、ワシントン州レッドモンドの本社キャンパス内に設営した巨大テントで開催中の開発者向けカンファレンス「Build 2012」の基調講演で、26日に発売した「Windows 8」が発売後3日で400万本売れたと発表した。 この本数には、個人ユーザーが購入した本数だけでなく、店頭の在庫も含まれる。バルマー氏は「ファンの評価は非常に、非常に高い」と語った。 米Appleが7月に現行OS「OS X Mountain Lion」を発売した際は、4日間で300万本のダウンロードがあったと発表している。

Windows 8(ウィンドウズ エイト)とは、Windows 7の後継として開発されたパソコン及びタブレット端末用オペレーティングシステム (OS) である。開発コードネームは「8」で、そこから変更されることはなく、そのまま正式名称となった。製品名の中の 8 はWindows 7同様で、Windows 1.0 / Windows 2.0 / Windows 3.x(および Windows NT 3.1)/ 4.x(Windows 95、Windows 98、Windows 98 Second Edition、Windows Me、および Windows NT 4.0)/ 5.x(Windows 2000,Windows XP) / 6.0 (Windows Vista) / 6.1 (Windows 7) に続く8 番目のクライアント向けのメジャー リリースであることに由来している。互換性確保のため、内部バージョン番号は 6.2 である。

2012年8月1日に開発が完了したことが発表された。8月15日には、MSDNやTechNet加入者向けに提供され、同時に90日間無料体験版も提供された。8月16日にはSoftware Assurance(SA)向け、8月20日には Microsoft Action Pack Subscription (MAPS) 向け、9月1日にSA未加入のボリュームライセンスに提供された。2012年(平成24年)10月26日に一般向けに全世界への発売が開始された。
Windows 8の変更点・新機能
ファイルエクスプローラー
作業に必要な機能への効率的なアクセスを実現するため、リボンユーザーインターフェイスが採用された。リボンはデフォルトでは最小化されており、最大化ボタンをクリックすることによってリボンが開く。ファイルの詳細情報が表示される詳細ウィンドウは、Windows 7の下部から横に移動した。ほかにも、Windows Vistaで廃止された「上へ」ボタンが復活する。
ファイルコピーマネージャー
ファイルをコピー、移動した際に表示されるマネージャー。複数のファイルをコピーする際、これまでであれば複数のウインドウが表示されたが、Windows 8では1つにまとめられる。進行中のコピー処理を一時停止、再開、停止する機能も追加された。各コピー ジョブのデータ転送速度、転送速度のグラフ、そして未転送データの量を確認することもできる。同名のファイルがあったときのダイアログボックスのデザインは、対象のファイル群が左右に並べて表示されるようになった。
タスクマネージャー
タスクマネージャーを起動すると、起動中のアプリケーションの一覧が表示され、強制終了させることができる。詳細表示に切り替えると、アプリケーションが消費しているCPUやメモリなどのリソースが、色分けされた表で表示される。「アプリ履歴」タブには、システム上のアプリをどれくらいの頻度で利用しているのかなどが表示される。
VHD(バーチャルハードディスク)
ネイティブサポート。VHDからのブートはPro、Enterpriseエディションのみ対応(後述)。
ISOファイルマウント
ISOイメージファイルのマウントがネイティブサポートされる。これにより、マウントツールが必要なくなり、仮想光学ドライブとして利用できるようになる。
ファイル履歴
これまでの「シャドウコピー」を改良したものであり、エクスプローラーのようなデザインとなっている。ファイルをバックアップするため、誤って削除してしまったファイルを復活することができる。
Windows To Go
USBメモリやUSB外付けハードディスクなどのデバイスにWindows 8をインストールし、そのメディアからWindowsを起動することができる。企業向けの機能であるため、Enterpriseエディションのみ利用できる。
言語の追加
Windows 8の表示言語をより簡単に設定するための機能を搭載。また、コンシューマー向けエディションでは利用できなかったシステム言語の追加もWindows 8で可能となる。(新たに14か国の言語を追加。)
Microsoft アカウントと統合
これまで使われていた「Windows Live ID」から「Microsoft アカウント」へ名称が変更され、Windows 8と統合される。Microsoft アカウントを使ってログインすることでWindows Storeでアプリを購入したり、Windows Live関連の機能も利用可能。 従来のローカルアカウントを利用してログオンすることも可能。
デュアルモニター
Windows 8では、デュアルモニタのサポートを強化する。また、これに合わせたパノラマ写真の壁紙が搭載される。
USB 3.0のサポート
標準でUSB 3.0をサポートする。従来のUSB 2.0に比べ、USB 3.0の理論上の転送速度は10倍である。
PCのリフレッシュ、リセット
Windows 8に何らかのエラーが発生し、再インストールしなければならなくなった場合、PCのデータを保持したままWindows 8をリフレッシュする機能と、すべてのデータを消去して、Windows 8をリセットする機能が搭載されている。
Windows Update
アップデート後の再起動が必要な更新がインストールされた場合でも、再起動はインストール直後ではなく、1か月に1度の月例セキュリティーリリースのときに行われる。これによって、緊急の更新が配布された場合を除き、更新による再起動は1か月に1度だけとなる。自動的な再起動が発生する際は、ユーザーに 事前通知する機能も追加される。
インストールの簡素化
Windows 8インストール時のセットアップのユーザーインターフェイスは、誰でも簡単にセットアップができるように、簡略化されている。。
Webインストーラー
Windows 8のインストールに必要なファイルをインターネット経由でダウンロードし、ダウンロードが終了したら、インストールが始まる。インターネットに接続されていなかったり、インストールを早く済ませたい場合のため、従来のようにISOイメージも用意される。
新しいブート画面
これまでのWindowsでは、ブートマネージャー(後述)や詳細ブートオプションメニューは、完全なグラフィック機能が利用できなかったため、CUIだった。Windows 8では初めてGUIを導入し、タッチ操作ができるようになった。
ブートマネージャー
1台のPCに2つ以上のOSをインストールしている場合(マルチブート)に表示される画面。Windows 8ではMetro UIを採用し、タッチ操作に適したものに変更された。また、既定のOSの設定やタイマーの設定もこの画面から行うことができる。
ブルースクリーンの刷新
Windows Vistaの初期ビルドではブルースクリーンとして背景が赤色の画面が表示され(レッドスクリーンとも)、Windows 8の初期ビルドにあたるMilestone 3 (Build 7955) では背景が黒色の画面が表示されていた(ブラックスクリーンとも)。Build 8102では新しいブルースクリーンが搭載され、ふたたび青色の背景に。これまでのような長い英文が表示されなくなり、日本以外の国でよく使われる “:(” の顔文字も注目された。ブルースクリーンの刷新もブートエクスペリエンスの改良と同じく、Windows 8が初めてである。
なお、Consumer Preview版ではブルースクリーンが日本語に対応し、英語版との違いは、「:(」 の顔文字が無くなり、代わりに顔文字があった場所に「問題が発生したため、コンピューターを再起動する必要があります」という文が表示され、その下に小さく「さらに詳しく知る必要がある場合は、後からこのコードをオンラインで検索できます:(エラーコード)」と表示される。日本語対応のブルースクリーンは9x系以来である。
さらに、Release Preview版では日本語文が変更され、「問題が発生したため、PCを再起動する必要があります。」「詳細については、次のエラーを後からオンラインで検索してください:(エラーコード)」と表示されるようになった。

ホームページ

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/home

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